2025年07月28日
2013年度 第103回
第103回
日時:2013年4月20日(土) 14:00~17:00
場所:大東文化会館404号室
【会場案内】
大東文化会館
〒175-0083 東京都板橋区徳丸2丁目4番21号 電話:03-5399-7038
案内図:http://www.daito.ac.jp/campuslife/campus/facility/pdf/culturalhall_access.pdf
タイトル:戦後靖国神社のイメージと機能の変遷について
報告概要:
昨今の北東アジアにおいて、領土問題の再浮上などに見られるように、ナショナリズムの興隆と対立が目立っている。周知の通り靖国神社の存在は戦後長い懸案であり、近年のこうした緊張関係が今後どう波及するのかが注目される。靖国神社問題の解決の糸口が見出しにくいのには、国内・国際政治問題であると同時に、記憶やイメージという表象の問題にかかわっているからである。それを踏まえたうえで、戦後、靖国神社のイメージがどのように変遷したのかについて論じる。国内的な靖国神社の位置づけを整理したうえで、政治家たちの参拝スタイルの変化、そして、それを近隣諸国がどのようなメッセージとして捉えたのかについて考察する。靖国神社と終戦日との結びつきについても追及したい。
報告者:中村香代子(早稲田大学平和学研究所)
会場費:300円
12:30より編集委員会・理事会があります。
(参加者は事前に昼食を済ませておいてください)